夏のきものは、夏大島であろうと、小千谷縮みであろうと、また紗であろうと、着ている当人に決して涼しいものではない。 当人の涼しさではなく、傍目の涼しさを着たのである。 傍目に涼感を供することに、夏のきもののよさがある。 Posted on 2015年6月23日2015年8月20日 by 斎作呉服店 Categories: きものコラム